横浜DeNAベイスターズが日本一になると思う3つの理由
いよいよ今日から日本シリーズが始まりましたね。
大方の予想ではソフトバンク絶対有利と言われていますが、私はDeNAが日本一になると考えています。
その理由は大きく3つあります。
DeNAが日本一になると思う理由①
1つめの理由は、打線が固定されているからです。
DeNAの打線は1年間通じてほぼ固定化されていました。
対するソフトバンクは相手投手によってメンバーを入れ替える日替わり打線。
どちらが短期決戦に有利でしょうか?
答えは固定化された打線です。
なぜなら各選手が自分の打順の役割を十分理解しているからです。
1年間ずっと同じ打順で仕事をしてきたので、各選手が求められる役割を体に染み込む程理解できているのです。
一方日替わり打線は長いペナントレースを戦い抜くには向いていますが、短期決戦となるとあまり効果的とは言えません。
選手層の厚いソフトバンクだからこそ選択できた作戦ではありますが、日本シリーズという短期決戦でその真価が問われることになりそうです。
DeNAが日本一になると思う理由②
2つめの理由は、ラミレス監督の野球力が突出しているからです。
野球力とは、私が勝手に考えた言葉ですが、野球に取り組む姿勢やデータを分析する力、選手の能力や個性を正確に把握して引き出す力、チームを1つにまとめる力などを総合して野球力と表現してみました。
ラミレス監督は選手時代から相手投手を徹底的に分析して、配球を読みバッティングの確率を高めていく能力に長けていました。
また、アイーンやゲッツなどの日本国内で流行っていたギャグを取り入れたパフォーマンスで、ファンだけでなくチームメイトの心も惹きつける努力も惜しみませんでした。
まさに野球というスポーツに真摯に正面から向き合って戦ってきたと言えるでしょう。
その結果、指導者の経験が乏しいにも関わらず、横浜DeNAベイスターズという万年Bクラスだった弱小チームをたった2年で日本シリーズに進出するレベルまで成長させることができたのです。
DeNAが日本一になると思う理由③
3つめの理由は、発展途上の選手が多いからです。
DeNAには若くて発展途上の過程にある選手が非常に多いです。
ほぼ全員が発展途上と言っても過言ではないくらい。
実はこの状態も短期決戦にはとても有利に働きます。
例えるなら、甲子園に初出場したチームが1試合勝つたびに強くなり優勝してしまうという現象に近いです。
いまや左投手陣のキーマンになりつつある濱口投手や高卒1年目ながら貴重なホームランが印象的な細川選手、そしてチームの顔であり大黒柱の筒香選手ですらまだまだ伸び代があり、期待値は青天井といった状態です。
おそらく日本シリーズ序盤はソフトバンクの圧倒的な戦力の前に苦戦を強いられるでしょうが、その経験を糧に中盤から終盤にかけては、横浜DeNAベイスターズの選手が成長して躍動する姿が見られるのではないでしょうか。